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２０２３年８月のつぶやき（管理人）
〇自治会加入数の改善
自治会は、加入のメリットを云々する場面が散見されるが、そもそも自治会の意義は全住民で地域を支えることにあり、住民の義務、或いは負担を基礎にしているから、個人の損得を計るものではない。このことを言わずに放置するから、「自治会とは何か」と訳の分からないものになる。自治会加入は、当然、社会のマナー、とした啓発を行い、自治会未加入者をださないようにする解決方向が本来の姿。
自治会員がこのまま減少すれば、日赤、共同募金、市社協、地区社協・青少年育成会・体協等、福祉を担う諸団体も人と経済の両面から弱体化する。NPO等のネットワーク化による解決方向では初期段階で確実に弱体化に拍車をかける。
自治会運営は、活動に参加できない、班長などの役を受けられない世帯でも、居心地よく会員で居られる環境を作る事が肝要。そんなに公平性にこだわったり圧力をかけたりせずとも、その時に参加可能な状態にある人を求めれば、各種活動を維持できることがまだまだ多い。もし、参加者不足で行事が出来ない場合は、行事そのものに問題がある場合が多いので廃止か、若しくは、外部委託するなどの別方向で検討すべきである。労働力人口不足、就労年齢高齢化等の社会課題の多い現況にあっては、そのような認識を多数で共有し自治会内環境を改善できるかどうかが自治会存続の鍵となる。